きっかけは、一つの喧嘩から。
時事問題を知らなかったセイバーに
「全く、お馬鹿はこれだから」
ライダーが呆れながら吐いた言葉が
全てのきっかけ。
其の夜のテレビ番組も
よくない追い討ちだった。
其の夜イリヤが我が家でそのテレビを見ていたのも
イリヤの家には場所も資金も人脈も大量豊富にあったのも
ああ、全ては追い討ちだ。
「全サーヴァント抜き打ち学力チェックゥゥゥ!!!
・・・・・・なんで私がタダでこんなことを・・・・・・」
「遠坂、落ち着こう?・・・女教師スタイル似合ってるぞ」
「どうもありがとう衛宮君・・・だっさいジャージの『ごくせん』仕様だけどね・・・」
しかし、アレだ。
サーヴァントが集まった姿が壮観なのだが
似合わないな、学ランセーラー。
そしてアーチャー。
いい加減諦めろ。机に突っ伏すな、却って目立つ。
■国語■
「四字熟語の出来があまりにもヒドイわ」
「仕方ないだろ遠坂。四字熟語なんてそんなに日常においては使わないぞ」
「嘘。普段コイツらの技の名前には漢字入りまくりじゃないの!」
「ま、まぁそうはそうだけど・・・」
「特にこれ!許せない!」
問4 花鳥風月の読みを答えなさい
答(はなとりかぜつき)
「あんたを象徴する熟語だろうが小次郎---------!!」
■数学■
「これは・・・普段の生活がしみじみにじみ出たわ」
「・・・内容は単純な四則計算か・・・
時間をかければなんとか・・・」
「うーん・・・それなんだけど・・・」
問6 シロウさんは、100円のリンゴを2つと、
200円の梨を3つ買いました。合わせていくらでしょう?
答 消費税率が書いていないので回答できない
「普段の生活がにじみでたな・・・ランサー・・・」
「律儀な奴よね・・・条件を明示していない問題には回答できないゲッシュでもついたかしら」
答 絶対的に量が足りませんシロウ!
「セイバー・・・」
■理科■
http://cyclot.hp.infoseek.co.jp/benmou/eugle1x.html
次の生物の名前を答えなさい
「思いっきり左上に名前が出ているんだが・・・」
「安心して。気がついたのは私のアーチャーだけよ」
「間抜けな奴ばっかりだな・・・サーヴァントって・・・」
「其の中でもライダーの回答はメルヘン越えてファンタジーだったわ」
答 緑川さん
「なんでさ!」
■社会■
「これは比較的みんなよく出来ていました」
「まぁ、生活に必要な知識はこっちに来るときに得ているみたいだし、
問題も比較的現代の生活について問うものが多かったからな」
「これは、問題を作ってくださった葛木先生のおかげね。」
「(ガタッ!) そ・・・宗一郎様の手作りだったのこれ?」
「「そうだけど?」」
「(ガタガタブルブル)は・・・はわわわわわわわ・・・・」
「衛宮君!見てこれ!・・・キャスターのこの回答笑える〜」
「すげえ。・・・寺には一応テレビも新聞もあるのに
ここまで世間に疎いってある意味すごいなー」
「も・・・申し訳ないです宗一郎様・・・」
「これなんて・・・『日本の・・・』
「やめてぇぇぇぇぇぇ!!」
■英語■
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・何とか言えよ遠坂・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・言ってもいいの?衛宮君が何か言ってよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・勉強がんばる、単語覚えるよとしかいいようが・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・こいつの固有結界発動の呪文、何語だったっけ?」
「遠坂、俺は運命を変えるよ?」
■総合■
「士郎!私がライダーの言うように馬鹿ではないことが証明されたでしょう?」
「うん。セイバーはビリではなかったな」
「ええ。ビリッケツは金髪慢心王」
「ほぼ全教科名前かいてなかったもんな」
「唯一英語には『我』らしき文字を書いていたけど・・・」
「点がないから我の字じゃないわよね・・・」
「ほらライダー。私は馬鹿なんかじゃありません!
何が緑川ですか。謝罪を要求します!」
「まぁ・・・純粋な点数だけだったらセイバーがビリなんだけどな・・・・」
二日目は、某テレビ番組に触発された
「学力テストに挑むサーヴァントたち」でした。
ぶっちゃけ学ランを嫌々着せられるアーチャーを書きたかっただけ・・・
無論アンダーシャツは赤。
・・・・金八先生のクラスならひょうきんもの、あるいは「チョイ悪」ポジションです。
どちらかというとランサーのポジションなのか・・・
ちなみに。
総合一位はバーサーカーです。
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